宮沢りせさん(多気町相可地区)
多気町相可にお住まいで、短歌や旅行などの趣味に励んでいらしゃいます。
最近はパソコンも習われて色んなことに挑戦しているそうです。
(宮沢さんからの声)
農業が大好きだけど、歳を重ねるにつれて体力的にきつくなり身体が思う様に動かなくなってきたので、松阪興産(株)様に任せることにしました。今までの田んぼの畦を取って広くしてもらえることになり嬉しいです。お願いしている“安目”の溝の排水がしりみどに溜まった土が原因でわるいため、松阪興産(株)様にある大きな機械で掃除してもらえれば地域の人も非常に助かると思うので、是非お願いしたいと思っています。また、松阪興産(株)様に手間をかけたくないので水管理や草刈りなど自分が出来ることは積極的に協力していくつもりです。
小川宏さん(多気町津留地区)
元津留地区長であり、区長として15~6軒の在所と呼ばれるこの地区の田畑を任されてやってこられました。松阪興産(株)様との交渉も中心になってやっていただきました。
(小川さんからの声)
この地区は古くから立梅用水という用水路が丹生地区から伸びていて、基盤整備が比較的整っているところです。しかし、この地区も住民の老齢化で、若い担い手が少なくなり、この先大変不安がありました。そんなときに、近所でたまたま私が松阪興産(株)様の農作業の様子を見たんです。その時に、有機肥料として土を肥やすのに松阪牛の牛糞を使って行うというのを聞き、これは 面白いことを考えてやってるなあと感心したんです。そこで、松阪興産(株)様の責任者の人に来てもらって地区の人達と集会を開きました。いい雰囲気で話し合いが進み、こういうところに、耕作地を頼んだら地域の活性化にもなるし、私たちより管理能力という点安心できますし、将来に向けて効率のよい農業を引き受けてもらえるということになって、個人の農地だけではなく集落所有の農地も地区の総意でお願いすることにしました。今では良かったと思っています。
森井康文さん(多気町津留地区)
元多気郡農協にお勤めで、この地区では比較的若い世代ですが最近退職をなさって、貸付農地以外の耕作地を使って自給自足的農業を始められ、鶏なども飼うスローライフな生活をされています。
(森井さんからの声)
農協に長く勤めていた経験から、この地区の農業はこのままでは、将来的に採算面で厳しいという考えを持っていました。行政からの補助はあっても、地域の環境まで考えて保全していこうというところまで理解がしてもらえず、現実にこの地区では農業は非採算で続けるしかない状況になっていました。 新しく機械を購入していくような投資も考えられませんので、松阪興産(株)様と地区の人たちとの集会の中で徹底的に話し合いを積み重ねて、みんなでお願いすることになりました。 私たちも応援しますが、松阪興産(株)様でも水路を維持するような手伝いもやってもらえたらと思っています。